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2013年10月 4日

あなたの歯並びはどれ?

前歯がガタガタ出っ歯が気になってる受け口で悩んでいる 前歯でかめないすきっ歯で悩んでいる歯が生えてこない

受け口の患者さんの治療法

成長期の患者さんの治療と成人の患者さんの治療に分かれます。

成長期の患者さん
上顎の成長を促すまたは下顎の成長を抑えることで上下の顎の位置のバランスを整えます(1期治療)。成長期は顎の位置のコントロールができるのでまずはその時期にしかできない顎の位置のコントロールを行い、上下の顎のバランスを整え、顔貌の改善を行っていきます。
下顎の成長が止まったら成人期の治療(マルチブラケット装置)(2期治療)を行い歯並びの改善を行います。

受け口の患者さんは下顎の成長が15歳頃まで続くことがあります。よって成長期の治療(1期治療)により受け口が改善した後に早期にマルチブラケット装置を装着して歯並びが改善してもその後下顎が成長し噛み合わせが崩れることがあります。下顎の成長が旺盛な患者さんは下顎の成長が止まったころにマルチブラケット装置を装着することで当院は確実な治療を行います。

【上顎前方牽引装置】上顎の成長を促すために
上顎前方牽引装置
口の中にセットしたフックからマスクに向けてゴム輪をかけることで、上顎全体をゴムの力で前方に牽引し、上顎の成長を促進します。家の中で使用します。

【チンキャップ】下顎の成長を抑えるために
チンキャップ
ゴム輪の力で下顎の成長を抑制します。家の中で使用します。


症例上顎の前方への成長が不足し、受け口になっている症例(女性 10歳5か月)
治療前
症例

受け口の小児期の患者さんです。下顎の前方への成長が著しい顔貌となっています。
主訴:受け口を治したい
初診時年齢:10歳5か月
治療期間:I期治療にてにて上顎前方牽引装置を1年4か月使用
     その後チンキャップを1年9か月使用 
     II期治療にてマルチブラケット装置を2年3か月使用
副作用とリスク:歯を移動すると幾分か歯根が吸収されて短くなることがあります。特に生活に支障がない場合が殆どです。

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Ⅰ期治療(成長期)
症例
上顎前方牽引装置を用いて上顎の成長を促します。家の中で使用します。
使用期間の目安は、その後の下顎が成長しても再び受け口にならないような出っ歯の状態になるまでです。

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上顎の牽引修了
症例
上顎の前方への成長が促進され、受け口が改善しました


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Ⅱ期治療(下顎の成長の止まった14歳頃)
症例
(歯と同じ色をした目立たない装置も選択できます)

マルチブラケット装置を個々の歯に装着して、ワイヤーを通すことで、緊密に上下の歯を配列していきます。

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治療終了
症例
正常な咬合が獲得できました。成長期に上顎を前方に牽引していなければ、初診時よりも受け口の量が増加し、下顎のみ突出している顔貌となっていたと思われます。

 
成人の患者さん
成人の場合は顎の成長は止まっているので、歯のみを動かし歯並びを改善していきます。 顎の前後的、左右的な位置を改善する必要がある場合は手術を伴う矯正をご提案する場合もあります。

成人の患者さんの場合は以下の写真のようなマルチブラケット装置を用いて配列します。

セラミックブラケット
セラミックブラケット
メタルブラケット
メタルブラケット

なるべく永久歯の抜歯を避けたいと考えておりますが、歯を並べる顎の骨が小さい場合や、口元が突き出してしまい顔貌が悪くなってしまう場合、長い目で見て安定が得られない場合には、抜歯を伴う矯正治療のお話をすることがあります。

【MEAW(マルチループ エッジワイズ アーチ ワイヤー)】
MEAW
下顎の前歯が前方にあり、通常のワイヤーだけでは正しい咬み合わせを作れない場合、
このワイヤーとゴム輪を用いて上下の歯を咬み合わせていきます。

著しい受け口、顎の左右的なずれが大きい場合は、手術を伴う治療(保険対応)をご提案する場合もあります。

手術前
手術前
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手術後
手術後


症例受け口の症例(男性 18歳8か月)
治療前 18歳8か月
受け口症例

前歯が受け口となっています。また、逆の咬み合わせにより下顎の動きが制限されています。

主訴:受け口を治したい
初診時年齢:18歳8か月
治療期間:マルチブラケット装置を1年2か月使用
副作用とリスク:歯を移動すると幾分か歯根が吸収されて短くなることがあります。
        特に生活に支障がない場合が殆どです。

マルチブラケット

マルチブラケット装置を装着し、歯を配列すると・・・

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治療後 19歳10か月
受け口症例
受け口が改善され、良好な咬み合わせが得られました。また、顎の動きの制限が無くなり本来の自由な動きを獲得できました。

治療例はこちら

すきっ歯の患者さんの治療法

すきっ歯の原因としては、舌や唇を上下の前歯の間に入れてしまう習癖や唇と歯肉を結ぶ上唇小帯が歯と歯の間に入ること、正中埋伏過剰歯などがあり、その原因ごとに対応したアプローチを行っていきます。

すきっ歯の原因を除去した後に、マルチブラケット装置を用いて歯を配列し、すき間を閉じていきます。

セラミックブラケット
セラミックブラケット
メタルブラケット
メタルブラケット


症例はこちら1症例はこちら2

2013年10月 3日

歯の生えてこない患者さんの治療法

歯が生えてこない原因を除去し、その後萌出を経過観察。 自然な萌出力が無い場合は埋伏している歯に装置をつけて牽引を行うことがあります。

埋伏歯の萌出後、マルチブラケット装置を用いて歯を配列。

セラミックブラケット
セラミックブラケット
メタルブラケット
メタルブラケット


症例前歯が生えてこない症例(女性 9歳)
治療前 9歳
歯が生えてこない症例
本来なら生えている年齢ですが、右上の前歯が生えていません。

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治療中 11歳
歯が生えてこない症例
歯ぐきの中に埋伏していた前歯を牽引し、無事に生えました。
マルチブラケット
そして、マルチブラケット装置を装着すると・・・
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治療後 13歳
歯が生えてこない症例
良好な咬み合わせが得られました。

前歯で咬めない患者さんの治療法

成長期の患者さんの治療と成人の患者さんの治療に分かれます。

前歯で噛めない原因としては、舌や唇を上下の前歯の間に入れてしまう習癖や垂直的な成長が著しいなどの骨格的問題などがあり、その原因ごとに対応したアプローチを行っていきます。

成長期の患者さん
【タングクリブ】舌を上下の前歯の間に入れる習癖を解消するために
タングクリブ
舌が上下の前歯の間に入ることを抑制し、自然に上下の前歯が噛みあうように誘導します。先端は丸めてあるので特に舌を傷つけることはありません。

タングクリブ前歯で咬めない患者さん(7歳)
舌を上下の前歯の間に入れる癖があるため前歯で咬めません。

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タングクリブ取り外し式タングクリブを装着し、上下の前歯の間に舌が入らないようにしました。

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タングクリブ6か月後、開咬の原因であった舌が上下の歯に入らないため、上下の歯が咬んできました。

【チンキャップ】下顎の垂直的な成長を抑制するために
チンキャップ
ゴム輪の力で下顎の成長を抑制します。家の中で使用します。


成人の患者さん
マルチブラケット装置を用いて歯を配列

なるべく永久歯の抜歯を避けたいと考えておりますが、歯を並べる顎の骨が小さい場合や、口元が突き出してしまい顔貌が悪くなってしまう場合、長い目で見て安定が得られない場合には、抜歯を伴う矯正治療のお話をすることがあります。

セラミックブラケット
セラミックブラケット
メタルブラケット
メタルブラケット
歯科矯正用アンカースクリュー
歯科矯正用アンカースクリュー

治療難易度の高い症例に対して、治療期間の短縮、
治療結果の向上、手術を伴う矯正治療の回避などを
目的としてここ10年程で一般的に広まった治療法です。

奥歯を圧下(歯を支える骨の中に歯を押し込む)するための
固定源としてアンカースクリューを用います。


症例前歯で咬めない症例(女性 27歳3か月)

主訴:前歯が咬み合わない
初診時年齢:27歳3か月
治療期間:マルチブラケット装置を1年10か月使用
副作用とリスク:歯を移動すると幾分か歯根が吸収されて短くなることがあります。特に生活に支障がない場合が殆どです。
前歯で咬めない開咬症例は一旦前歯で咬めるようになっても再び開咬に後戻りし易いことが特徴です。そこで、マルチブラケット装置での配列の仕方にもテクニックが必要ですし、配列した後も再び開咬となりずらいように設計した保定装置の使用が重要となることが多いです。

治療前 27歳3か月
開咬症例
前歯で咬めず、出っ歯とガタガタも伴う状態です。

マルチブラケット
その後、マルチブラケット装置を装着し歯を配列すると・・・
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治療後 29歳1か月
開咬症例
開咬、前歯の突出、ガタガタが改善されました。

開咬症例
保定装置を使用して2年経過した時点ですが、開咬に後戻りしておらず良好な咬合が維持されています。


その他の症例こちら


顎の垂直的な開きが大きい場合は、手術を伴う治療(保険対応)をご提案する場合もあります。
治療例はこちら

手術前
手術前
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手術後
手術後

出っ歯の患者さんの治療法

成長期の患者さんの治療と成人の患者さんの治療に分かれます。
成長期の患者さん
出っ歯の原因は2通りあり、下顎の成長が不足している場合と、上顎が成長し過ぎている場合があります。成長期は顎の位置のコントロールができるので、まずはその時期にしかできない顎の位置のコントロール(1期治療)を行い、上下の顎のバランスを整え、顔貌の改善を行っていきます。

【バイオネーター】上顎の成長を抑え、下顎の成長を促すために
バイオネーターバイオネーター

【ヘッドギア】歯を後ろへ送ることで出っ歯を解消するために
ヘッドギア
奥歯を後方へ押し、上顎の成長を抑制します。家の中で使用します。

【GMD】歯を後ろへ送ることで出っ歯を解消するために
GMD
GMDという装置を用いてバネの力で奥歯を後方へ送り、歯が並ぶ場所を増やします。
奥歯が後方へ移動した分出っ歯とガタガタが改善されます。


症例成長期から治療を行った出っ歯の症例(女性 8歳10か月)
治療前 8歳10か月
出っ歯症例
主訴:出っ歯が気になる。下顎右側の前歯の癒合歯をどうしたらいいか知りたい。
初診時年齢:8歳10か月
治療期間:I期治療にてバイオネーターを2年10か月使用
     II期治療にてマルチブラケット装置を1年3か月使用
副作用とリスク:歯を移動すると幾分か歯根が吸収されて短くなることがあります。特に生活に支障がない場合が殆どです。

下顎の成長が不足しているため、前歯に出っ歯が認められ、前歯で咬めない状態です。

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バイオネーター
成長期の間はバイオネータ―を用いて下顎の成長を促します。
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出っ歯症例
バイオネーターを2年10か月使用したところ出っ歯が改善し、上下顎歯列のがたがたが減少しました
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出っ歯症例
その後、12歳臼歯が萌出した後にマルチブラケット装置を装着すると・・・
次へ
治療後 14歳
出っ歯症例
出っ歯がが解消されました。
下顎の成長を促すと、咬み合わせが改善するだけではなく、
顔貌が改善され、気道が拡張されるので呼吸もしやすくなります。

その他の症例はこちら


成人の患者さん
マルチブラケット装置を用いて歯を整列。

成人の場合は顎の成長は止まっているので、歯のみを動かし歯並びを改善していきます。出っ歯が著しく顎の前後的な位置を改善する必要がある場合は手術を伴う矯正をご提案する場合もあります。

なるべく永久歯の抜歯を避けたいと考えておりますが、歯を並べる顎の骨が小さい場合や、口元が突き出してしまい顔貌が悪くなってしまう場合、長い目で見て安定が得られない場合には、抜歯を伴う矯正治療のお話をすることがあります。

セラミックブラケット
セラミックブラケット
メタルブラケット
メタルブラケット
歯科矯正用アンカースクリューアンカー
歯科矯正用アンカースクリュー

治療難易度の高い症例に対して、治療期間の短縮、
治療結果の向上、手術を伴う矯正治療の回避などを
目的としてここ10年程で一般的に広まった治療法です。


症例出っ歯の症例(男性 14歳4か月)
治療前 14歳4か月
出っ歯症例
主訴:出っ歯と下の前歯のがたがたが気になる
初診時年齢:14歳4か月
治療期間:マルチブラケット装置を1年9か月使用
副作用とリスク:歯を移動すると幾分か歯根が吸収されて短くなることがあります。特に生活に支障がない場合が殆どです。

前歯が突出しており、がたがたを認める状態です。

以下の4つの理由のため上下の小臼歯を抜歯をすることとなりました。

①歯が並ぶスペースがなく、この状態で歯を抜かないで並べると更に前歯で咬めない状態となるため
②顔貌の改善のため
③出っ歯により閉じずらい唇を閉じやすくするため
④スペースが無いのに無理に歯を並べても後戻りする可能性が高いため
マルチブラケット
その後、マルチブラケット装置を装着し歯を配列すると・・・
次へ

治療後 16歳1か月
出っ歯症例
出っ歯とガタガタとが改善され良好な咬み合わせが得られました。
口を閉じやすくなり、美しいスマイルが得られました。

その他の症例はこちら1その他の症例はこちら2

前歯のガタガタがある患者さんの治療法

成長期の患者さんの治療と成人の患者さんの治療に分かれます。

成長期の患者さん
まず顎の成長が残っている成長期の段階(1期治療)で、顎や歯列の横幅を広げたり、歯を後ろへ送ることで歯が並ぶ場所をつくり、なるべく歯を抜かずに配列できる環境を整えます。また、顎の横幅を拡大することで鼻腔が広がり、口腔内容積も増えるので、呼吸しやすい環境を整えることができます。

12歳臼歯の生える頃を目安に、マルチブラケット装置を装着して、細かく咬み合わせを整えていく2期治療のご提案をします。

クワドヘリックス   クワドヘリックス
      クワドヘリックス                 プレートタイプ拡大装置
      (固定式拡大装置)                (取り外し式拡大装置)

歯列の横幅を広げると同時に、成長期の患者さんでは歯を並べる土台となる歯槽骨の横幅も拡げます。


症例上顎と下顎を拡げて治療した症例
治療前
症例

上下の前歯にガタガタがある患者さんです。
主訴:前歯の重なりが気になる
初診時年齢:7歳8か月
治療期間:I期治療にて拡大装置を2年3か月使用
     II期治療にてマルチブラケット装置を2年1か月使用
副作用とリスク:歯を移動すると幾分か歯根が吸収されて短くなることがあります。   
        特に生活に支障がない場合が殆どです。

次へ
Ⅰ期治療(成長期)
症例
歯列の横幅を拡げると同時に、成長期の患者さんでは歯を並べる土台となる歯槽骨の横幅も拡げます。
次へ

症例

次へ
Ⅱ期治療
症例
マルチブラケット装置を個々の歯に装着して、ワイヤーを通すことで、緊密に上下の歯を咬み合わせていきます

次へ
治療終了
症例

正しい咬み合わせが獲得できました。


成人の患者さん
マルチブラケット装置を用いて歯を配列し、正しい咬み合わせを整えていきます。

なるべく永久歯の抜歯を避けたいと考えておりますが、歯を並べる顎の骨が小さい場合や、口元が突き出してしまい顔貌が悪くなってしまう場合、長い目で見て安定が得られない場合には、抜歯を伴う矯正治療のお話をすることがあります。

症例上下の前歯にがたがたのある症例(女性 14歳11か月)
治療前 14歳11か月
叢生症例
主訴:八重歯が気になる
使用した装置:マルチブラケット装置を2年6か月使用

副作用とリスク:歯を移動すると幾分か歯根が吸収されて短くなることがあります。特に生活に支障がない場合が殆どです。

前歯のガタガタが著しい方の場合、歯を配列した後に歯間部の骨量が足りず空隙が生じる場合があります。成人の方の方が生じやすいです。


マルチブラケット
その後、マルチブラケット装置を装着し歯を配列すると・・・

上下の前歯のガタガタに加えて、咬み合わせが深い状態です。
上下のがたがたの量が著しく多いため
上下顎第一小臼歯の抜歯を行った上で歯を配列しています。

次へ
治療後 17歳5か月
叢生症例
上下の前歯のガタガタと深い咬み合わせが改善され良好な咬み合わせが得られました。
スマイルも美しくなりました。

その他の治療例はこちら


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